夏休みや冬休みなど長期の休みを含め、小学生の留守番は心配になりますよね。
共働きや核家族の多い現代、子どもだけで留守番をされている家庭も少なくないでしょう。
防犯面や留守番中の食事に関しても悩むことは多いです!
この記事では小学生の留守番で注意すべきポイントを把握しどんな工夫や対策をすればよいか
また、危険回避の方法などわが家の実例を交えて書いています。
小学生の学童保育は3年生までの所が多く、4年生から留守番をする家庭が多いようです。
うちの子が留守番なんてぜったい無理だよぉぉ(*_*;
最初は私もそう思いました…
不安しかない…とやや絶望気味にも
防犯対策はどうする?
子どもの留守番では防犯面が一番きになるところですね。家に子どもしかいない事を知られない様にするのが大切です。
以下の事に注意が必要です!
インターホンには出ない
わが家では、インターホンが鳴り突然の訪問があっても応じない様に教えています。
ただし場合によっては友達が遊びに来ることや、祖父母が様子を見に来ることもありますよね。
カメラ付きインターホンで姿が確認できればいいですが、賃貸などインターホンの交換が出来ないケースは「モニター付きドアカメラ」などを使用すると安心です。
固定電話には出ない
家にかかってくる電話には原則子どもが出る必要はありません。
しかし、親や友達との連絡手段として使用している場合もありますね。
キッズケータイやスマホを持たせているならそういった問題はなくなります。
更に、LINEなどメッセージアプリを使えるととても役立ちますね!
ちなみに、わが家では固定電話の使い方を教えるのに、小学生でもわかる使い方マニュアルを作成し電話の傍に貼っていました。
使い方を教えて何度かやったみても、ふとした時に忘れていたりするものです
子どもだとそういった時、中々応用が利きません!
訪問には応じない
留守番中の訪問に対しては、わが家では全く応じない様に教えています。
インターホンに出ない事で留守だと思われ空き巣に入られるのでは?と思いますよね。
しかし、窃盗目的の住居侵入では人がいると分かっていながら侵入される割合が全体の25%もあるそうです。
しかもその様なケースでは危害を加える可能性が高くなります。
もし子どもの留守番だと分かると窃盗以外にもっと恐ろしい被害が起きかねません。
宅内の室温管理
子どもだけの留守番では夏や冬の室温管理にも注意が必要です。
近年、夏場の気温は40℃近くなる地域も少なくない状況で室内での熱中症も増えているとか…。
わが家では子どもの留守中は冷暖房を点けっぱなしにしています。
月3400円をどう考える?
子どもにエアコンの管理を任せるのは少々リスクがあります。
わが家では17帖弱のLDKで夏場は27.5℃、冬場は23℃設定でエアコンを点けっぱなしにしています。
夏場は室内でも熱中症や脱水を引き起こす危険がありますが、冬場は万が一暖房が点いていなくても服を着込んだり毛布に包まっていれば命に関わることはありません。
石油ストーブ類は危険なので、コタツの併用がベターです。
また、エアコン点けっぱなしでもわが家では夏の場合1時間当たりの消費電力量は0.5kWh(キロワットアワー)以下です(外気温35℃の時)。
消費電力量0.5kWhの場合、従量課金制のプランだと1時間17円程なので子どもの留守番を10時間として1日170円、20日だと3400円です。
熱中症のリスクや子どもによるエアコン管理の難易度を考えれば、夏場だけですし高くはないかなと感じますね!
そもそもわが家ではリビングで犬を飼っているので夏場は24時間冷房は点けたまま
太陽光発電をしている家庭ならより恩恵はありますね!
リモート温度管理が便利
わが家では数年前からリビングの温度管理にスマート家電を使用しています。
Switch Bot温湿度計とコントロール用のHubをリビングに設置し外出先からリビングの温度や湿度を確認、必要があればエアコンをリモートでコントロールしています。
Switch Botを導入するに至った経緯は、数年前6月なのに例を見ない猛暑になったことがあり、当時小3の娘に電話でエアコンを点けるよう指示したことがありました。
家に帰るとビックリ!! 暖房28℃設定になっていたのです(;゚Д゚)
ちなみにアレクサとリンクさせるとテレビや照明なども音声で操作できるようになります!
私は仕事中すぐにスマホをチェックできない事もあるのでスマートウォッチで通知を確認しています!
留守番中の食事
小学生の留守番ではお昼ご飯を用意しておくのはほぼ必須ではないでしょうか。
ガスなど火を使うようなことの無いように言い聞かせておく必要があります。
電子レンジのトレーニング
用意したお昼ごはんをレンチンする必要があるならレンジとオーブンの違いもしっかり教えておく必要があります。
また、レンジで温めなくてもいいようにお弁当風に用意しておくと子どもは食べやすいですね!
電子レンジ20秒ルール
わが家では電子レンジ20秒というルールを作り子どもに教えました。
ご飯(おにぎり)とお皿に盛ったおかずを用意しておき、それぞれがレンジ20秒で温まるような量にしています。
子どもには量によって温め時間を判断するのは難しく、このルールのおかげで過剰な温めを防ぎ火傷予防もできています。
万が一間違えてオーブンを使ったとしても20秒程度なら大きな問題ではないですね!
こういうのを「フェイルセーフ」と言います!
物を落とした時は3秒ルール!バスケでは30秒ルール!電子レンジは20秒ルールですww
外へ遊びに行く時
小学生であれば留守番中、友達と外へ遊びに行くことも多々あるでしょう。
親として気になるポイントは
- 戸締り
- 外出帰宅や行き先、居場所の把握
- 門限のルール
戸締り忘れを防ぐには
戸締りは徹底的に教え込む必要があります!
ですが子どもの場合、他に注意が行くと忘れるもの…。
締め忘れを防ぐには玄関の目に付く所や玄関ドアに戸締りを喚起できるように張り紙やメモ書きをしておくと効果的です。
わが家ではこんな風に工夫しました。
ルーティンの作業は最初が肝心です!
間違った作業や手順が定着すると後でそれを修正するのは中々大変なもの。子どもであれば尚更です。
外出帰宅、居場所を把握するには
キッズケータイやGPS機能付きのスマホ、見守りアイテムを持たせるのが一番効果的で安心です。
わが家ではスマホはまだ持たせていないため「GPS BoT」で全てを網羅しています!
普段の登下校から習い事の行き帰りまで全てカバーしてくれます!
「GPS BoT」の詳細はコチラの記事をご覧ください。
門限を守れるようにするには
門限を守るには子ども自身で時間管理が必須です。
腕時計であれば見たいときにすぐ見れて、更に見る癖もつくし失くすこともありません。
わが家では狂わない電波式タイプで、あえてアナログ式の腕時計をプレゼントし使わせています!
デジタル式の物って色んなボタンを押しちゃうと表示が他国の時刻になったりアラーム設定の時刻になったりと、子どもにとって凄く紛らわしいからです!
アナログ時計って現在時刻以外にも経過時間や残り時間などの情報が直感的に理解しやすいですよね!
円グラフ上になっていることがその理由だそうです☆
サマリー(まとめ)
子どもにルールや繰り返しする作業を教えるには最初が肝心です!
間違えたプロセスを修正するのは子どもも大人もとても苦労しますから(*_*;
子どもの留守番は親も子も不安が付き物ですが、しっかりと準備と練習で子どもを安心させるのも大切な事ですね!
おまけ
みなさん記事内に登場した「フェイルセーフ」という言葉をご存知でしょうか?
子どもの見守りにおいては、間違いやミスをしてしまうのを前提として考えておく必要があります。
人に例えて簡単に言うと、人によるミスやエラーが起きても危険を及ぼさない(もしくは最小限になる)ように仕組み作りをするということです。
この記事に登場した、「室温を条件設定してエアコンの自動ON/OFF」や「電子レンジ20秒ルール」もこれに該当します。
エラーが生じても安全を担保するという無くてはならない仕組みなんですね!
フェイルセーフによく似たもので「フールプルーフ」という言葉があります。
人間は間違いをするものという前提に基づいており、予めミスをしないような設計や仕組みが施された状態を指します。
留守番で例えるなら、玄関ドアの施錠忘れを防ぐためオートロック式のドアを使用するといったことでしょうか。
そもそも無施錠にならない設計や仕組みは留守番においては安心ですね!
締め出しは要注意ですが(;’∀’)
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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