みなさん小学生のお子さんに小遣いをあげていますか?
また、お手伝いの対価としての小遣いはどうされていますか?
わが家では小学校3年の頃から毎月定額の小遣いと、お手伝いに対する対価を渡しています。
この記事は、わが家でどういった時にどれだけの小遣いを渡しているか。
また、その理由や動機付けを深く考察した内容となっています。
世間の小学生がいくらの小遣いやお年玉をもらっているかも書いています。
各家庭で様々な考えがある中、ちょっとした参考になれば幸いです(^^♪
わが家の小遣い事情
先にわが家の兄妹の小遣い事情を述べておきます。
小遣いは毎月1000円を月初めに渡しています。(小学生の間)
これは大人で言うところの給料日のようなもので、決まったタイミングで小遣いを渡すことにより消費の予定を立てやすくなります。
お手伝いで渡す小遣いは、手伝いの種類に応じて100~200円を渡します。
種類に関しては後述します。
お年玉は毎年5000円をあげます。サラリーマンのボーナス的な扱いですね☆
これら全てにおいて基本的に口出しせず自由に使わせていますが、欲しいものがあれば必ず言ってくれていて消費のタイミングは把握できているつもりです!
ただし浪費癖など散財が目立てば介入し是正はしています
大人になる前に学んでほしい事柄ですね☆
子どもへの小遣い きっかけと条件
小遣いをあげるようになったきっかけは、子どもが小学校2~3年の頃にスーパーで自分用のおやつを欲しがるようになったり、デパートなどでおもちゃを欲しがるようになったことにあります。
親としては子どもがおもちゃを欲しがると買ってあげたいと思ってしまいますよね(*_*;
しかし何でもかんでも買ってあげていたら教育上もよくないかなぁとも思います
毎月の小遣いをあげる条件には、小学生が出来る極々簡単なことからスタートしました。
以下に挙げます。
- 登校前の準備は自分で行う
- 給食袋と水筒を自分でキッチンまで持っていく
- お風呂は決まった時間に自分で入る
当たり前にやってほしいことを条件に子どもたちと約束し、毎月の小遣いをあげるようになりました☆
学年が上がるごとにレベルを上げる必要はありますね!
ちなみに運動会や発表会で頑張ったご褒美に、おもちゃやゲームを買ってあげるのは、教育上ちょっと違うなと考えています。
学校の行事などはご褒美目当てに頑張るものではないと思いますし…
小学校1~2年までの間にしたこと
小遣いをあげるようになった小学校3年までにしてきたことは、子ども達にお金と物の価値を知ってもらうことでした。
以下の事を教えました。
- 一緒に買い物へ行き色んな商品の値段を知ってもらった
- 同じ商品でもスーパーとコンビニでは値段が違うこと
- 同じおもちゃでも店舗とネット通販では価格が大きく違うこと
- パパの給料を時給換算した額
自分の給料を子どもに教えるのは少々抵抗がありましたが、少しでも社会に触れてほしいという思いで教えました
どんなお手伝いで小遣いをあげるか
先にも述べたようにお手伝い一つにつき100~200円と決め、それに見合った内容のお手伝いを用意しました。
- 玄関の掃き掃除
- 庭の草むしり
- 洗車の手伝い
- トイレ掃除
- お風呂掃除
- 掃除機掛け
- ベランダ掃除
肩たたきはお手伝いには入れていません!
でも、よくやってくれるんです(^^♪
世間の小学生 小遣い事情
小遣い相場
年収500~750万円未満の家庭を例に(平均)
- 低学年:762円
- 中学年:827円
- 高学年:1061円
出典:金融広報中央委員会 日本銀行情報サービス局「家計の金融行動に関する世論調査」
だそうです。
うちの子は中学年と高学年なので大体平均的な小遣い額のようです
お年玉の相場
一番多い割合としては
- 低学年:10000円(24%)
- 中学年:10000円~20000円未満(30.5%)
- 高学年:10000円~20000円未満(26.5%)
もらったお年玉は小学生全体では「銀行などに貯蓄する」が多いようです。
親戚の集まりがほとんどないわが家では、祖父母からもらった5000円をそのまま子どもに渡しています
小遣いで何を買っている?
世間の小学生はいったい何を欲しがり買っているのでしょう!
1位:お菓子やジュース
2位:おもちゃなど
3位:ゲームをする
1位:お菓子やジュース
2位:ゲームソフトやおもちゃ類
3位:ゲームをする
1位:お菓子やジュース
2位:ゲームソフトやおもちゃ類
3位:まんが
小学生ってやっぱりお菓子やジュースが好きなんですね☆
高学年になるとまんががランクインしています
うちの子たちはマンガよりYouTubeばっかりですが(*_*;
ちなみにわが家では、家族みんなで食べるおやつやジュースは買ってあるので、その他に自分で欲しいおやつなどあれば小遣いで買わせています。
ゲームソフトはあまり欲しがりませんが、最近ではゲームの課金に使っていたりします!
ゲームの課金は勿体なく感じますが、子どもにとっては小遣いを使ってまで買いたいものもあるようですね☆
一応子どもなりの考えは尊重しているつもりです!
「手伝い=小遣い」は良い事??
これは賛否両論あると思いますが、労働の対価として賃金を受け取ることは大人の社会でも当然の仕組みであり、それは今後も変わらぬ構図であることに異論ありません。
ではメリットやデメリットにどんなことがあるのでしょうか。
メリット
- 自分で小遣いの管理(消費・貯蓄)が出来るようになる
- 散財癖を早期に是正できる
- 早い段階で社会の仕組みを知ることが出来る
本当に欲しいものか1日考えてごらん?と伝えることはよくあります
衝動的な浪費は悪い癖をつけてしまうので(汗
デメリット
- そもそも無償かつ善意で行うものという考えがある
- 小学校の宿題でお手伝いがあったりする
(子どものマインドにギャップが生じる可能性あり) - 親が楽をするためと思われてしまう
イギリスなど欧米ではお手伝いで小遣いを渡すのは一般的らしいですね!
ちなみにわが家では子どもから「お手伝いはある?」と尋ねてきます
親が楽をしたがっているとは思っていないはずですが…
サマリー(まとめ)
- 小遣い制を始める前にはお金と物の価値をしっかりと子どもに教える必要がある
- 毎月の小遣いを決まったタイミングで渡すことで消費の予定が立てやすくなる
- お手伝いの対価は100~200円など金額をはっきりさせておく
- 労働の対価として小遣いを渡すのは社会の仕組みを知る上でとても大切であり役に立つ方法
- 「手伝い=小遣い」はメリット・デメリットを理解した上で行う
わが家の小遣い事情と、親としての小遣いに対する考え方を書いてみました。
現代では大人も子どももマネーリテラシーは必須ですね!
お・ま・け
メリット・デメリットという言葉よく聞きますよね!特に社会人は必要以上に使っているようにも感じます。
実は メリット・デメリット という言葉は和製英語に近いものがあるのです。
英語圏では ”Merit & Demerit”( メリット アンド デメリット )と言わず
”Pros & Cons”(プロズ アンド コンズ)や
公式的な表現では”Advantages and Disadvantages”(アドバンテージ アンド ディスアドバンテージ)と言います!
更にメリットに関してを表現する際には”Benefits”(ベネフィッツ)と言ったりもするようです!
ワールドワイドな世の中、覚えておいて損はなさそうですね☆
最後まで読んで頂きありがとうございます!(^^)!
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